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前回のブログでは、プロモーション動画の考え方について、大枠を説明しました。
業界ごとの細かいポイントは、別の機会で詳しく説明しますが、
今回は、撮影と編集のポイントについて、説明していきます。
まずは、撮影から、ポイントは3つです。
1、カメラはスマホを使おう
2、喋る声を収録する場合はピンマイクを使おう
3、顔出しで撮影するときは照明を使おう
カメラは、絶対にスマホを使った方が良いです。
理由はシンプルで、使い方が簡単だからです。
今のスマホは機能も充実、映画でも使用されたぐらい、クオリティの高い映像を撮影することができます。
ただし、絶対やめて欲しいのは、なんとなく撮影することです。
どういうシーンを撮影するのか、どういう画角で撮影するのか、どういう構図で撮影するのかをよく考えてから撮影してください。
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カメラに向かった話す動画を撮影するのであれば、またはインタビューを撮影するのであれば、
ピンマイクと呼ばれる、マイクをつけて、撮影してください。
理由は2つです。
1、話す声の音声がきちんと収録される
2、マイクをつけないと他の音がかなり大きく入ってしまう
1つ目の、話す声の音声がきちんと収録されるのは、言葉の通り、
声を収録する目的のマイクですから、理解できると思います。
ここでは2つ目の他の音のことです。
例えば、道路沿いの部屋でインタビューをしていると、車の通る音を収録してしまいます。
さらに、気になる音としては、ドアの開け閉め、ボールペンのカチカチ、踏切の音、
線路沿いで電車が通る音、救急車やパトカーのサイレンなどです。
その音は、編集で完全に消すことができないのです。
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最後に照明です。
どうしても、逆光の時とか、室内の蛍光灯の灯りだと、顔が暗く写ります。
顔を明るくするためにも、LEDライトと呼ばれるライトを使用し、
顔に照明を当ててください。その場合、照明の写り込みに注意してください。
編集のポイントもお伝えしておきます。
ポイントは3つです。
1、編集ソフトやアプリを選ぶときは必ず試しに使ってみる
2、毎日少しでもいいから作業する
3、慣れるまでは、時間がかかることを覚悟する
編集のポイントは、テクニックというよりも、もっと基本的なことを説明しておきます。
編集ソフトは、数え切れないぐらいたくさんあります。
中でも有名なのが、プレミアプロですが、これは使い方が難しいです。
初心者であれば、もっと簡単に使えるソフトがあります。
さらに、スマホで撮影した場合、
ショート動画などの短い動画であれば、アプリで編集するのもアリです。
パソコンの編集ソフトは、数千円かかりますが、アプリであれば数百円です。
ただし、必ず自分が使いこなせそうかを試してみてください。
操作が難しそうであれば、やめた方がいいです。
編集作業は、毎日コツコツと少しずつ作業していかないとすぐに覚えられません。
もちろん慣れてくれば、ある程度サクサクできるようになりますが、
1週間やそこらでは覚えられないということはお伝えしておきます。
そして、編集作業は時間がかかります。
10分ぐらいの動画を編集する場合、場合によっては1日かかるかもしれません。
時間がかかるものだという認識で、作業をしてください。
決して簡単なものではないです。
ですので、最初から完璧を求めず、自分の実力に合った動画を製作していってください。