業界歴30年のテレビ番組ディレクターが教える動画制作のシナリオの作り方 動画制作のシナリオに困ったら

友人・知人に見てもらう

動画制作でよりよりシナリオを作成するためには、シナリオを友人に見てもらうことが大切です。なぜなら、一人でシナリオを作成すると、どうしても独りよがりになってしまいます。それはどういうことかというと、自分にはわかるけど、相手には伝わらない要素が入ってしまった時に、自分だけでは気付けないということです。多くの友人にシナリオを見てもらい、良いところ、わかりやすいところを指摘してもらうとともに、逆にわかりにくいところ、いらないところを指摘してもらうと良いシナリオに仕上がります。また、友人も、ズゲズゲものを言ってくれる人が良いでしょう。あまり意見を言わない人だと、悪いところを指摘してもらえなくなります。動画のシナリオには客観性が必要です。ぜひ多くの友人に批評してもらってください。

業者に制作を依頼する

どうしても友人に見てもらえなかったり、自分でシナリオを作成することに自信がない場合は、専門の業者に依頼すると良いです。しかしながら、業者に発注する場合、シナリオだけを受けてくれるような業者というのはなかなかありません。どうしても、動画の制作一式を請け負う映像制作会社がほとんどなので、シナリオだけとなると、かなり厳しいことが予想されます。いわゆるシナリオ作家も映像制作の業界にはいますが、あまり企業として活動しておらず、フリーランスの方が多いです。その場合は、どのぐらいの作家がいて、どういうジャンルが得意など、作家の情報は個人のSNSを探るしかなくなります。また、ホームページやSNSで料金表を表示している人はほとんどいないため、価格はいくらぐらいなのか、なかなかわからないです。豊富な資金がある場合は、業者に頼むのがベストですが、予算が厳しい場合は、なかなか業者に頼むのも難しそうです。

株式会社いのししに依頼する

予算があまりなかったり、シナリオだけの発注をしたい場合など、動画制作で何か困り事があった場合は、株式会社いのししに依頼するのが一番良い方法です。株式会社いのししのスタッフは、シナリオ作成にも通じていて、シナリオ作りに協力してくれるだけではなく、多くのテレビ番組をシナリオを作成している作家とのパイプもあるため、本格的なシナリオ作りもお願いすることができます。また、シナリオの添削も対応可能です。映像制作会社でシナリオの添削をするのは、日本広しといえども、株式会社いのししだけでしょう。ぜひシナリオ作りでお困りの際は、株式会社いのししにご相談ください。

執筆者プロフィール

小笠原剛。日本テレビ系の番組制作会社に勤務。日本テレビの数々の番組を担当したのち、渡米。アメリカで3年間、MLB、NBA、NFLなどのディレクター業務を行った後、帰国。帰国後は、フリーランスとして、民放各局でテレビ番組を制作。2019年には、ストリートアカデミーというサイトを通じて「動画制作・動画編集・YouTube関連を教える仕事」を始める。2023年3月に株式会社いのししを設立。現在に至る。2024年8月に書籍「動画プロモーション入門」を出版。ご質問などは、公式LINEより、お気軽にメッセージをお送りください。

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