マッサージ店やエステなどの映像制作のポイント

マッサージ店やエステなど、YouTubeやSNSの動画をあげて、
集客に繋げたいというオーナーさんは、たくさんいると思います。

そういうオーナーさんに、制作のポイントをご紹介したいと思います。

まず、制作する上での大前提についてお話ししていきます。

1、多少お金をかけられるなら外注で
2、お金をかけられないなら内製化(自分で制作)
3、効果を上げたいなら自分で作ったほうがいい

まず、外注したほうがいいのか、自分で作ったほうがいいのか、そのあたりから解説していきます。
外注すると楽です。ただ、問題がいくつかあって、

1、業者はピンキリ(料金も質も)
2、業者選びに労力が多少かかる
3、丸投げは現実的に無理

業者は、大きく分類すると個人で映像制作をやっている人、法人でSNS動画の制作を中心にやっている会社、
法人で本格的な映像制作をメインにやっている会社の3種類がありますが、
料金が安いと質の問題、質はいいけど、料金が高いという壁にぶち当たります。

また、どこがいい業者かを判断する材料が、「ポートフォリオ」「見積もり料金」「企画」しかないので、
素人には判断しにくいです。

また、企画や撮影で、多少協力していかないと映像制作が成立しないので、丸投げというわけにはいきません。
そこで私が提案するのは、自分で映像を制作することです。

確かにちょっとだけ大変ですが、準備をしっかりすれば、そんなに難しいことではありませんし、
多くのオーナーさんが自分でやっています。ただ、問題は、以下の3つを知っていないと苦労するのです。

1、映像制作では何がポイントなのか
2、効率よく制作をしていく方法
3、量産化するためのヒント

映像制作では、「視聴者に届く映像」がポイントです。

自分が伝えたい情報ではなく、お客様が興味を持ちそうな情報です。
これをしっかりリサーチし、映像の中に入れます。

それは、自分で説明するのでもいいですし、モノがあるのであれば、そのモノを使って説明するのでも良いです。
そして、この「視聴者に届く映像」を作るために、しっかりとストーリーを考えます。
これが台本です。台本に必要なのは、以下の3つです。

1、どういう動画にしたいのか(動画のイメージ)
2、その動画に対して伝えたい内容(セリフでもいいです)
3、その内容が順序立てて説明できているか

この台本作成作業が、映像制作、特に効率よく撮影したり編集したりするためには必要な作業になります。
それを量産化するためには、同業他社の研究です。
具体的には、同業他社さんは、どういう企画をやっているのか、再生回数の多い動画は、どんな企画なのかを調べて、全部真似をすると指摘される可能性があるので、少し真似した動画を作るのです。

常日頃から、同業他社の研究を意識すると、企画だけじゃなく、撮影や編集などもチェックしていくようになるし、良いなと思う部分は取り入れていけるようになります。

そして、自分で作っていくのが良い1番の理由は、「自由度」です。

業者に発注すると言っても、制作した動画のチェックや企画のチェック、撮影協力など、
何もやらないわけではないのです。

それから、明らかにイメージと違うところを直してもらうのも、
業者によっては追加料金を請求してくるところがあったり、
安い業者だと、制作途中に面倒くさくなって逃げ出すなんてこともあります。

一言で言うと「丸投げ」「発注しっぱなし」というのはないのです。

自分たちで試行錯誤し、制作したほうが、そのスキルが財産になり、
また路線変更や、新たなアカウントで別バージョンなども、ご自身でお金をかけずに作業ようになります。

覚えるのは、ちょっとだけ大変だけれども、ぜひご自身で動画を作ってみてください。
もし、ご自身で制作するのが不安なオーナー様は、当社にご相談ください。
企画・台本作成・撮影・編集全てをまとめてレッスンいたします。
お気軽にお問い合わせください。

執筆者プロフィール

小笠原剛

小笠原剛

日本テレビ系の番組制作会社に勤務。
日本テレビの数々の番組を担当したのち、渡米。

アメリカで3年間、MLB、NBA、NFLなどのディレクター業務を行った後、帰国。

帰国後は、フリーランスとして、民放各局でテレビ番組を制作。
2019年には、ストリートアカデミーというサイトを通じて「動画制作・動画編集・YouTube関連を教える仕事」を始める。

2023年3月に株式会社いのししを設立。現在に至る。

2024年8月に書籍「動画プロモーション入門」を出版。

ご質問などは、公式LINEより、お気軽にメッセージをお送りください。

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