旅行系動画の考え方、最後は編集です。
旅行で動画を撮影したら、まずは、データを全部チェックします。
データのチェックのポイントは、「きちんと収録できているか」です。
たまに、録画ボタンを押したつもりが、撮影していなかったり、
音声がうまく収録できていなかったりする場合があるので、そこを確認していくわけです。
その上で、もう一度、自分が考えたストーリー順に素材を並べていきます。
その後に編集をしていくわけですが、ポイントは3つです。
1、撮影したけど、ストーリーとして繋がっているかどうか
2、旅行した体験ができるような映像となっているか
3、1回で自分の考えている長さに調整しない
撮影時までは、絶対に面白い、興味深いと思っていても、
いざ撮影が終わって、データをチェックしてみると、あまり面白くないシーンというのが必ずあります。
これはどういうことかというと、編集のタイミングでは、一回自分自身が冷静に素材をチェックできるからです。
なので、自分自身でチェックしてみて「あ、あまり面白くない。いらないな」と思ったシーンはカットしていった方が良いです。
自分が最適だと思うシーンのみ残していくのが良いです。
また、撮影したデータを全て並べると、きっと膨大な長さになるはずです。
いずれにせよ、カットしなければならないシーンがあるはずですから、
ちょっとでもいらないと思ったシーンはどんどんカットしていった方が良いです。
次に、撮影したデータ全体を見てカットしていった時に、
その編集データが、旅行した体験ができるような、視聴者が興味のあるストーリーになっているかどうかを確認します。
あくまで撮影した順番通りになっている必要はありません。
多少順番を入れ替えた方が、わかりやすかったり、
興味を引く内容なのであれば、どんどんわかりやすいように順番を入れ替えましょう。
編集をしていく上では、一気にまとめるのではなく、段階を踏んで編集していくのが理想的です。
最初は、予定尺の2倍ぐらい、2回目で1.5倍ぐらい、3回目で予定尺にするような感じです。
なぜ段階を踏んでいくかというと、一気にカットしすぎると、
本当は編集次第で面白くなりそうなところをカットしてしまう可能性があるからです。
少しずつ尺の調整をした方が、最終的には撮影した素材を無駄なく編集することができます。
次に、テクニック的な話ですが、素材を大体自分のイメージした尺にしたら、
強調したい箇所や補足説明が必要なシーンにテロップを入れたり、効果音を入れたりしていきます。
何でもかんでも、テロップや効果音を入れればいいわけではありません。
この作業は非常に時間がかかります。ここをどう表現するかで、作品が変わると言っても過言ではありません。
旅行系動画でテロップや効果音を入れるポイントは3つです。
1、場所の説明
2、料金
3、感想
場所の説明は、特に住所や行き方(交通手段やかかる時間)が視聴者にとっては大切な情報です。
そこは丁寧にテロップで説明した方が良いです。そういう時に参考になるのがテレビの旅行番組です。
旅行番組のテロップを研究して、うまく表現してみてください。
次に重要なのは料金です。
いくらかかるのか、視聴者はすごく知りたい情報です。
あまりに高額であったら、逆に見てみたいと興味を示すかもしれないし、
安価であれば、自分も行ってみようと興味を持つかもしれません。
正しい料金表示をテロップで説明することは非常に大切です。
ただし、いつの時点かは、注釈として表示しておいた方が良いでしょう。
最後に感想です。
これは、コメントフォローで強調したり、効果音を使って印象付けたりすると、視聴者の気を引くことができます。
具体的な表現の仕方は、テレビ番組や他の旅行系YouTuberの研究をしてみて、
自分の表現方法を見つけていってください。
いずれにせよ、旅行系動画は、簡単そうに見えますが、考え抜かれて作られているコンテンツです。
自分で制作をするのであれば、よく研究して、事前の準備を怠らないようにしてください。
もし何か旅行系動画で不安なことやわからないことがあれば、ぜひ株式会社いのししへご相談ください。